写真は6月おまかせコースメニュー
順に、岩手県産オードブル／八幡平産岩魚の燻製じゅんさいゼリー寄せ／揚げ物/岩手県産雑穀と青豆のサラダ仕立て／「いわてミート工房」の豚肉と三陸わかめのしゃぶしゃぶ／岩手町漬物しそ巻／みそっぱさみ／岩手町の方々

　■■　いわてミート工房の豚肉　■■

岩手町の「いわてミート工房」の豚肉は地元でしか入手できない、知る人ぞ知る豚肉です。生産しているのは、岩手町の武田茂さん。
飼料にこだわり、丹精こめて飼育しています。
特に赤身の柔らかさ、脂身の美味しさは一度食べたら忘れられないほど。
岩手の地元では、岩手町にある国道4号道の駅「石神の丘」で土日祝日のみ試食販売をしているほか、県都盛岡市のごく限られた店舗でしか販売していません。
しかし、お肉の好きな方々へ口コミで伝わり、全国からお取り寄せの注文が引っ切り無しに寄せられています。
岩手人の実直で素朴な人柄が伝わるような「いわてミート工房」の豚肉です。

　■■　岩手の岩魚（いわな）、ニジマス　■■

岩手県の象徴とも言うべき、秀峰「岩手山」。その伏流水が大きな湧水となって山麓の村々を潤しています。
岩手町の隣、八幡平市松尾寄木には日本の名水百選「金沢清水」があるなど、古くから岩手山の湧水を活かした淡水魚の研究、養殖が盛んに行われています。
冷たくミネラル豊富な伏流水で育てられた岩魚、ニジマスは、特に身が締まって美味しいと大評判です。

　■■　雑穀　■■

岩手町は北上高地の山あいにあり、雑穀の文化が根付いています。
古来より日本人の食生活と密接に関わってきた「ひえ、きび、あわ」等の雑穀は、動脈硬化などの成人病や食物アレルギーの食事療法に効果があるといわれています。
精白米に比べ、たんぱく質やカルシウム、ビタミンも豊富。

　■■　みそっぱさみ　■■

岩手の小昼（おやつ）の定番「みそっぱさみ」。
田植えなど農作業の合間によくいただきました。
大きい餃子のような形ではありますが、小麦のモチモチ感とくるみ味噌餡のコラボレーションは、懐かしい岩手の農村風景を思い出させてくれます。
所によっては、「かまやき」ともいいます。少し炙っても美味しいですね。
一口噛めば、民話の昔語りが聞こえてきそうな、そんな郷土料理です。

企画商工課の佐々木さんと出身者のご夫婦に郷土料理をおしえてもらっているところ
http://kawano-mariko.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-d215.html